こんにちは😃
つい先日、色々と話題に上がっていましたね。
恐らく統合失調症の方でしょうかね?
殺人事件を起こしましたね。
このことについて、いつか話さないといけないとは思っていましたので、今回取り上げてみます。
私は、傷害事件を起こした精神疾患の方を今まで何人も見て来ました。
裁判にて責任能力が無いとの判断が下されれば、ほぼ間違いなく不起訴になっています。
その後の扱いなのですが、精神病院に入院しながら経過観察をします。
責任能力が無いと言っても、起こした事件が大きく残虐なものであれば退院することは叶わないです。
逆にそれほど重大な事件じゃない場合、1年程度の入院で退院出来るケースも沢山あります。
ここで皆さんの疑問に1つお答えします。
それほど大きくない事件とはどの程度なのか?
これは正直マチマチになるのですが、ネットニュースに載る位の傷害事件でもそういう扱いになります。
傷害事件が起こりましたというニュースはあっても、その後加害者側がどのような判決を下されたかまでは誰も追いませんよね?
私は数十年間、ニュースのその後を見てきました。
ある人は包丁を持って暴れたり、ある人は路上で見知らぬ他人を殴打したり、ある人は他人の家に侵入したり、ある人は他人の家に放火したり。
様々なケースで入院して来た人が沢山いました。
結論から言いますが、その方々のほとんど全員が不起訴。
刑事責任には問えないとのことで、すぐに社会復帰している方もいらっしゃいます。
そして更に驚くことに、再犯率も高いです。
責任能力が無いと言っても、根本の原因を解消しないことには同じことの繰り返しです。
このブログで何度も言っている通り、精神疾患とは病識を持つことが非常に難しいので、治療にはまず非協力的です。
なので根本の原因が解消されないまま精神病院を退院となります。
(もちろん色々なテストをクリアしなければ退院とはならないのですが…ここはちょっと伏せます。)
退院した後は保護観察官が付き、指定医療機関に掛かりながら精神疾患の経過を見ていきます。
服薬をちゃんとしているかチェックするのです。
前回お話したのですが、私たちは服薬をきちんと出来ているかどうかは分かります。
しかし、四六時中一緒に付いているわけではないので、診察の時間以外はどう過ごしているのかは不明です。
ほとんどの場合、そのうち服薬を止めてしまいます。
『病気でもないのに、何で頭の働きが鈍くなる謎の薬を飲まないといけないんだ?』
残念ながらほとんどこうなります。
そして再犯。
決めつけるな❗
と言う人がいるのは理解しますが、これは現実のお話です。
実際に、たっっくさんこういうケースを見てきました。
そして再犯してもなお、また不起訴となることも全然珍しくありません。
今回の福岡県で起きた事件、容疑者は不起訴となることはないとは思います。
仮に不起訴になっても、精神病院に一生入ることでしょう。
昔、私が就職したばかりの頃なのですが、精神疾患患者で何かしらの事件を起こした人は亡くなるまで精神病院に入院するなんて珍しくありませんでした。
入院患者さんに入院年数を聞くと、30年以上と回答する人も沢山いました。
昔は事件を起こした時点で精神病院に幽閉するという考えだったのでしょう。
今現在、医療業界の末端に席を置かせてもらっている立場の私から言えることはこのくらいです。
思うことは沢山あります。
しかし、今の自分の置かれている立場上これ以上は止めておきます。
ではまた😊✨☀️