現実世界と妄想の世界 統合失調症患者の観る世界
こんにちは😃
今日も簡単に書いていきます🤫
これまでのブログで何度か書いたのですが、私は精神科に携わって約30年以上経とうとしています。
当然、たくさんの統合失調症患者を見てきました。
初めて精神科というものに触れた時、不思議と緊張感なども感じることなくすんなりと入っていくことが出来たことを覚えています。
救急外来にいた時、それ以外の科にいた時、最初は勝手が分からずに戸惑ったりしたものでした。
ですが、精神科においてはそれが無かったのです。
精神科では、他の科の様な万能な説明書がありません。
この病気にはこういう処置を!この場合にはこういった対応を!などと言った具体的なマニュアルが、精神科にはありません。
正確に言うと、ぼやっとしたマニュアルらしきものがあるだけで、それがあらゆる状況で応用に組み込むことが出来る万能な基礎基盤ではないと言うことです。
さて、そんな環境の中で私はどう生きてきたか。
それが説明出来ないのです😅
こう言ったら変なのですが、ほとんどフィーリングに近いです。
感覚で何となく道を探り当てていく様な感じで、その感覚の正確さが他人よりも少しだけ優れていたのかもしれません🤔
それを証拠に、これまでの同僚の中には、何をどうやったって嫌われてしまう人もいました。マニュアルに従っているにも関わらずです。
そういう光景をたくさん見てきた結果、精神科におけるマニュアルは当てにならないと自分の中で思うようになりました。
またまた話が変わります。
今度はタイトルに戻るのですが、『統合失調症患者が見ている世界』についてです。
世間的には、現実世界と妄想世界の二分で考えられています。
私もそう見ていますが、たまに不思議なことも起きるのです。
生まれや育ち、性別や年齢など、凡そ人間を個別に識別するためのあらゆる情報がまるで違う人間同士、統合失調症という精神疾患を通じて同じ世界を見ていることがあるのです。
私は常々言っていますが、統合失調症患者とお話する時は、妄想の世界に自分まで引きずり込まれないように距離感に細心の注意を払って下さいと。
そうしてお話していると、先述したような世界観のリンクが見られることがあります。
統合失調症という精神疾患がもたらす病状。
これが原因で世界観のリンクが起きるのか、はたまた彼らにしか見えない共通の世界が本当に存在するのか?
客観的に見れば見るほど、興味深い現象だなと昔から思っていました。
答えは特に無いのですが、仕事を終えて1人布団の上で寝転んでいると、時にこういったことを考えてしまうことがあります。
真面目に書きましたが、あまり真剣に聞かなくてもいいような記事でした😅🐢☀️